ヴィーガン(vegan)のライフスタイルが気になりつつも乳製品を止められない方って案外多いらしいです。
特に欧米のベジ友に聞く限りでは、乳製品を止めるのがつらくてベジタリアンに戻った友人もいるそうです。
今回は僕が止めた理由と何故ヴィーガンは乳製品を食べないのかについてのお話しです。
僕が乳製品を止めた理由
僕は中学卒業まで、毎日1リットルは牛乳を飲んでいました。
乳製品業界は全体的にキャッチーな誇大広告が蔓延していた節があるので、
批判される材料を提供していたのは業界側にもあるのではないかと感じています。
一方で動物愛護のアクティビストや菜食コミュニティーの間では、
現状では確かに相関関係があるっぽく見えるよね?程度の統計情報を断定的に利用した業界批判を度々見かけます。
個人的には牛乳害悪論の全てを受け入れている訳ではありませんが、
栄養豊富とも骨粗しょう症の原因とも言われている乳製品、
実際のところはどうなんでしょうか。
ミートイーターの方には乳製品製造までの残酷な面くらいは知っておいて欲しいですし、
ヴィーガンの方にはごく一部ではありますが乳牛をペットのように大事に育てている生産者さんもいる事は知っておいて欲しいとは思っています。
p.s.言葉を濁しているのは乳製品利権と戦うのが面倒なだけなんですけどね(苦笑)
牛乳に代わる栄養源は?
牛乳をカルシウム源として捉えられている方は多いかと思いますが、
高野豆腐にたくさん含まれて居ますよ(^^)
まぁ、カルシウムがたくさん含まれている食材って不自然な食事制限をしないかぎり、
菜食生活の中でも自然にとれるものです。
良質なたんぱく質や脂質も言うまでも無くですが。
野菜から必要な量が取れます。
ここではあえて高野豆腐しか例を出さなかったですが、
カルシウムってヴィーガンやベジタリアンが通常不足するような栄養素では無いんですよね。
骨からカウシウムを失わせる最大要因に関しては、
動物性タンパク、次いでナトリウム(食塩)、カフェイン、リン(加工食品に多く含有)、タバコ
だそうです。
引用:フィット・フォー・ライフ P227 1~2行目
サラダだけしか食べないような偏った食生活の方は栄養管理を少しは意識した方が良いかもしれませが、多くのベジタリアンの方は大丈夫そうですね。
SNSなんかでベジ友探して教えてもらうと楽しいですよ(^^)
子牛を引き離して搾乳するのは牛がかわいそう
※ビデオ内で血まみれの写真とかは出て来ないのでご安心下さい。
牛乳を出させるために妊娠させられ続ける乳牛。
恐ろしい事しますね。
こんな事までして牛乳って必要でしょうか?
人間くらいですよね、たぶん。
成人しても他の動物のおっぱいを飲み続けるのは。
このブログは主に菜食生活に興味があるミートイーターの方向けに書いているので、
個人的にはヴィーガン寄りになって欲しいとは思っています。
でも友達の誕生日パーティーでクリームたっぷりケーキが出されたり、
日本人の場合はお土産で牛乳入りクッキーを頂く事って多々ありますよね?
そういう時に口にしてしまうと攻撃的なミートイーターの方にバカにされる事ってありますが、
欧米の無宗教ヴィーガンの方は普段は野菜しか食べなくても、
パーティーに呼ばれたときだけは乳製品や砂糖も口にするっていうスタンスの方も大勢いますよ。
社会生活をおざなりにしてまでヴィーガンになれ!
とは言わないので、自宅にいる時くらいは代替食品も利用してみるのはどうでしょうか?
動物愛護・環境問題・個人的な体質・遺伝子組み換え飼料
あ、言い忘れていましたが乳酸菌も漬物や味噌から摂取できますよ(^^)
そもそも日本人は一般的には何千年も牛乳なんて飲んできていませんしね。
ところで僕が乳製品を口にしないのは、
単に牛への不遇な扱いとゲップによるメタンガス問題があるのと、
20代半ばで久々に牛乳を飲んでみたらすぐにお腹を下すようになっていたからです。
乳糖不耐症というやつなのでしょうか。
グラス1杯で下痢になるような飲み物を飲みたくは無いですからね、
特に外出直前などは・・・。
僕にとって牛乳は動物愛護・環境問題・個人的な体質により口にしたくない食材です。
あと、どのような飼料で育てられているのか不明瞭だという理由で牛肉を食べないベジタリアンさんもいるかと思いますが、
その理由で乳製品も口にしない方もいらっしゃいます。
遺伝子組み換え作物を避けているのに、なぜ遺伝子組み換え作物で育てた牛肉や牛の乳は飲めるのでしょうか?
牛乳っぽい食品の作り方
アーモンドミルクはここ数年でかなり身近なものになってきましたね。
簡単に作れるし、自作した方が高品質で値段も安いです。
他にもオーツミルクやライスミルクなどもありますので、気になる方は参考にしてみて下さい。
いかがだったでしょうか?
個人的にはあらゆる理由で牛乳は避けているのですが、ベジタリアン批判に精を出しているブロガーさんに批判される事はあります。
このブログでもできる限りの情報提供はしていきますので、後は各々の判断に任せたいと思います(^^)