ヴィーガンのライフスタイルを始めると身の回りの衣類や洗剤なども気になりだします。身近な生活必需品の中でもヴィーガン製品かどうか疑問の声が上がるのが香水(ムスク)です。
結論から言うとジャコウジカのおしりの腺から抽出した成分を利用しているという噂がネット上に広まっていますが、あれはちょっと違います。
たしかに旧来の定義によるムスクにはジャコウジカのおヘソの下部から採取された皮脂を利用していたというのは事実なのですが、非常に高価であるという事とワシントン条約により輸入が禁止されている事によって一般的(産業用)にはほぼ流通していません。
参照:税関 ワシントン条約について
だったらヴィーガンでも安心して香水使えるのね!
と言いたいところですが、他の動物香料にはカストリウム(ビーバー由来)やシャネルの5番に使用されている有名なシベット(ジャコウネコ由来)がありますので油断はできません。※他にも動物香料はありますが、あまり流通していません。
その他の香料としてよく使われる合成香料を長期間嗅ぎ続けることによる健康被害については、まだ確かな統計データが揃っていないのが現状です。
エタノールやベンズアルデヒド、アセトンにベンジルアセテート・・・。
特にベンジルアセテートに関しては発がん性すら報告されています。
僕も中学生くらいの頃には香水が好きでしたので強い語調では言えませんが、できる事なら安心して利用できる天然成分100%の精油ブレンド製品を利用したいですね。
LUSH
LUSHはベジタリアン向け商品が多いのでヴィーガン対応商品にこだわる方は注意が必要ですが、ヴィーガン対応の場合は商品説明に記載されているので要チェック。
ブランド内でゴリラパフュームという香水ラインを展開していますが、ベジタリアン表記ばかり・・・・。
ごめんなさい、全て調べたわけじゃないです。
ただ、動物性香料を利用しているとなるとベジタリアン表記すらできない事になるので、ヴィーガンでも大丈夫なんじゃないかなぁ。
曖昧でごめんなさいm(_ _)m
ロバートティスランド
ブランド内の商品は100%天然植物成分から抽出した香料のみを使用しています。
パルスポイントパフュームがその名の通り香水ですが、品切れ率が高い気も。
Indigo WildのZUM
種類が豊富なので同シリーズで下半身に濃厚な香りを使い、上半身はさわやかな香りを散らす上級者向けの使い方もできます。
・Zum Mist, Frankincense & Myrrh
ZUMはボディーミストや洗濯石鹸、ボディークリームなど多角的な商品展開でよく利用していますが、一部の固形石鹸では乳製品を利用している製品もありますので商品選択の際は気をつけて下さい。
Indigo Wild製品一覧⇒iherbへ(ZUMの展開ブランド)
個人的なお気に入りブランドのZUM。
大好きなフランキンセンスの香りの洗剤などを探していたら同ブランドから多数の商品展開でリリースされているのを知り購入。
今ではボディーミスト&ルームフレグランス(香水利用)、洗剤、ボディークリームをZUMのフランキンセンスで揃えています。
とても良い香りなので是非一度お試し下さい(^^)
植物性の精油ベースの香水に慣れてきたら、自分で好みの精油をブレンドしてみても良いかもしれませんね。