ヴィーガンの衣類にウールは必要?羊に優しく!!

より多くの製品がクルーエルティフリー(残虐な動物実験を行っていない)ものへと移行していく事を望んでいますが、同時に肉食関連の労働者保護の観点も大事にしなければいけないなとも考えています。

海外のヴィーガン先進国においては活発な言論空間はさて置き、産業変化のソフトランディングは着実に進んでいます。牛乳屋さんが植物性ミルクを作ったり、加工肉のメーカーが大豆肉の加工品を作ったり。

もちろん国内の菜食関連会社も着実に売り上げを伸ばしてきています。

ベジタリアン向け食品販売の「かるなぁ」は取引の問合せが増えているそうです。
参考:東京新聞

ここ数年でスーパーマーケットではオーガニックの野菜の取扱量が増えてきているのを実感していますが、大手コンビニではほとんどの商品が精製されすぎた小麦粉・砂糖、謎の食品添加物、トランス脂肪酸、遺伝子組み換え原料や飼料による食品ばかり。

既存の産業を守るためにベジタリアン批判をしている場合でしょうか。

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菜食人口が増えるのはこれからです。

グーグルトレンドの結果
参照:Google Trends
おしりを叩かれるから対応するのではなく、自主的に消費者の健康を考えて欲しいのです。日本にオーガニック野菜が絶望的に少ないのは農家だけの責任じゃありません。子供達に“水飴入り”(ほぼ遺伝子組み換え)のお菓子を食べさせているのは製菓会社だけの問題じゃありません。

消費者も生産者も変わっていかないと問題は解決しません。
環境にも動物にも人間にも優しいヴィーガン製品を増やしていきましょう(^^)

話しがかなり脱線しましたが、

ウール(羊毛)産業の実態は・・・?


※閲覧注意!!
動画はアンゴラウサギからアンゴラウールをむしり取る様子です。

この記事のために “vegan wool” などで動画検索をしてみたのですが、どの動画も羊への暴力があまりにも酷いので載せられませんでした。

ウール素材を刈り取られるメリノという品種の羊は蛆虫の発生や繁殖を防ぐために尻尾とおしりの皮を切り取られてしまいます。※通称:ミュールジング

しかも雄は麻酔なしで去勢もされてしまいます。もちろん血がたくさん出て、そこに虫が沸いたりして元も子もなくなってしまう事も。

そして何度も毛を剥がされて成長した後は生きたまま食肉として輸出されてしまいます。

表面上、オーストラリア以外の国でミュールジングは廃止されていますし、オーストラリアでもほとんどの生産者が既に別の手段で蛆虫の寄生を防止しています。

一応↓

オーストラリア羊毛産業は2010年までにミュールジングを段階削減すると約束しましたが裏切りました。この産業が正しいことをする意思が見られないので、PETAオーストラリアは世界中の製造業者と小売業者に、ミュールジングをした羊毛、つまりオーストラリア産羊毛のほとんど全てをボイコットするように求めてきました。

引用:ベジタリアン ベグブロ

ベグブロさんの古い記事(2012年)を引用させて頂きましたが、動物愛護系のNGOサイトを見回してもこの問題がオーストラリアで解決されたという情報が更新されてはいないようです。

現状の代替品としてはコットンなどもあるので羊やうさぎに優しい製品を利用したいですね。

P.S.オーストラリアというと食肉消費が多い割に外国の食肉事情に対して厳しい言葉を浴びせる印象があるかもしれません。
ニュースを見るとオーストラリアの環境保護団体が日本の捕鯨船を妨害とか報道されていますね。
しかし、「オーストラリアのウールを使うな!」と声高に主張しているのもまたオーストラリアの愛護団体です。
どうか今回の記事をナショナリズムと結び付けないようお願い致しますm(_ _)m

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