埼玉県の戸田市~蕨市周辺地域はベジタリアンに厳しい地域です。
京浜東北線で北浦和の方まで向かえば菜食カフェ&レストランも多くありますが、この地域で菜食専門店は蕨のTeru cafeさんと、今回向かったゴハン屋フタバさんのみ。
戸田公園周辺には他にもベジタリアンメニューを提供してくれるレストランもありますが、マクロビアンなら真っ先にフタバさんを押さえておきたいところです。
ヴィーガンで推してる感じのお店では無いですが、お弁当メニューは嬉しいことに全品ヴィーガン対応でしたよ!
基本情報
基本情報
- 名称:ゴハン屋フタバ
- 住所:埼玉県戸田市本町1丁目2番1号
- アクセス:戸田公園駅から徒歩8分・戸田駅から徒歩12分
- 営業時間:11:00~17:00
- 定休日:土曜日、日曜日
- 電話番号:048-442-777
- 料金:~999円
テイクアウト専門のお弁当屋さんなので基本は平日営業です。
遠方からお越しの方はお気をつけ下さい。
お店の様子
江戸時代の五街道の一つ、中山道沿いに位置するゴハン屋フタバさん。
戸田公園駅からは少々歩く事になるのですが、取材日当日は生憎の雨。
アポ無し取材にお付き合いして頂きまして、ありがとうございました。
店内は女性が居心地よく過ごせそうな清潔感のある優しい雰囲気。
入り口から見て正面が注文カウンター、左手がドリンクが入っている冷蔵庫、右手には物販コーナーがありました。
テイクアウト専門のお弁当屋さんというだけあって、物販コーナーはそれほど広くはありません。
取り扱い商品は必要最小限の物だけなようで、ご覧のように甜菜糖や豆乳マヨ、お料理上手の味方「味の母」もありますね(^^)
今の所、オーサワさんとBIOKURAさんの商品を中心に取り揃えているそうですよ。
ご近所のマクロビアン・ベジタリアンの方は調味料を切らしてしまったときに、基礎調味料くらいは置いてあるので覗いてみて下さい。
僕も後日、豆乳マヨを購入しに伺いました。
メニュー
フタバさんの基本商品のメニューはベジミート弁当と日替わり弁当の2種類のみ。
※時期や季節によっては特製弁当もあり、金曜日はカレー(シチュー等も)の日っぽい感じなのかな。
詳しくは今度聞いてきますm(_ _)m
マクロビのお弁当屋さんなだけあって、無駄が少なそうですね。「基本メニューと、季節ごとの日替わりメニューとかくらいなのかなー」と何となく想像しながら来ましたが、やっぱりそうでした(笑)
厨房の中もチラっと見えたのですが、廃棄ロスも少なそうでしたよー!
ま、メニューだけ見て色々とレビューするのは難しそうですが、ご飯は玄米か雑穀米を選べるそうです。
普段は玄米と白米をよく食べるので、雑穀米を選択しました。
お弁当の中身
この日は日替わり弁当を注文しました。
- ごぼうボール
- 人参と玉ねぎのカレーソテー
- ポテトサラダ
- ほうれん草の胡麻和え
- 雑穀米
ヴィーガンになってからの数年間は農薬の問題で殆ど・・・、というか全く口にする事が無かったほうれん草を久々に口にする事ができました!!!!
家の近所は自然食品店も無いので、ベジタリアンだからこそ食べれない野菜とかもあるんですよね(涙)
大好きなほうれん草を無農薬で美味しく頂けたのは嬉しかったです(^^)
人参と玉ねぎのカレーソテーは火が通り過ぎていなく、「うわー、本物の素材の旨さや」と。
普段は適当な炒め物や果物そのままみたいな食事になりがちという、ベジタリアンらしからぬ生活を送っているので、こういう一品一品に情熱を注ぎながらも、素材の良さをちゃんと生かした味に一々感動してしまいます。
ベジタリアン界隈のお友達で、マクロビを食生活の中心にしている人が多いのも頷けます。
メインのごぼうボールは、とても肉肉しぃ感じ(語弊はある)でお肉を食べたような・・・、気もするし、長年ベジタリアン生活を送っている人の間では嫌う人も多い、リアルな代替えミートっぽい不快感はありませんでした。
食べ応えはあるものの軽い感じで、肉嫌いの方にもお勧め。
お弁当は量も多めで充分満足できましたし、玄米を選べば更に満腹感を得られるかもしれませんね。
ただ、「私は絶対大盛りじゃなきゃ嫌!」という方でも、そもそもマクロビ弁当が一つ700円という安さなので、2つ注文するという手もありますが、その日のデザートを試してみるのも良いかもしれませんね。
この日は黒ゴマのスコーンが一つ200円で用意してあったので、僕も一つ頂きましたよ。
一般的なスコーンと違って、甘みも自然な感じで体にも優しそう。
※追記:別の日のお弁当
秋のお弁当
秋のお弁当は見た目こそ地味になりますが、マクロビの基本の「一物全体」が守られている感じでした。
すごく気に入りました。
カレーの日に“お豆のカレー”を頂きました。
家からお店までかなり距離があるのですが、受け取ってから20分後くらいに食べても熱々ホクホクで美味しかったですよ!
一緒に写っているのは“カボチャのお豆腐マフィン”です。優しい甘さ。
口コミなどは
店員さん曰く、戸田地域はやはり外国人が多い割には菜食レストランが少ないので外国人のお客さんが多いそうな。
また、最近の傾向としてジム帰りの男性客もいらっしゃるとか。
確かに玄米とベジミートだったら筋肉にも嬉しいですよね。
僕が伺ったときも、近所の常連らしきサラリーマンの男性が慣れたようにお弁当を注文していました。
会社のすぐ近くでマクロビ弁当を購入できる場所があるなんて、羨ましいですね。
あと、久々に里帰りして来た息子さんがベジタリアンになっていたお母さんが、ご飯に何を作って良いか分からず来店する事もあるそうです。
実際のところ、ヴィーガンでも食習慣は人それぞれ全然違いますが、フルータリアンやオリエンタルベジタリアンでも無い限りはマクロビオティック料理は老若男女、増量中やダイエット中を問わず、誰にでも喜ばれそうですよね。
※僕が来店した時は玉ねぎを使ったソテーがあるので、人に出す場合はオリエンタルベジタリアンじゃないかどうかを前もって確認してからお店に向かってください。
感想
今現在、僕は増量期間なのでジャンクな料理ばかり食べています。
そんな中伺ったので、フタバさんのお弁当を食べた日の夜は肌の調子が非常に良くなりました。
普段から菜食なので、不摂生ながらも肌のリカバリーは肉食者よりも大分早いのかもしれませんが。
この記事にたまたま迷い込んで来てしまったマクロビ料理未体験の肉食者の方がいましたら、是非一度フタバさんのお弁当を試してみて欲しいと思います。
一度食べれば体調が良くなるのを感じれるんじゃないかと思います。
また、戸田地域周辺にお住まいの方は、フタバさんの近くの『まめぞう』さんに寄って、一緒に焙煎豆のコーヒーをテイクアウトしてみてはいかがでしょうか?
関連記事:【埼玉】戸田公園の人気自家焙煎コーヒー店「まめぞう」をレポ!
詳しくなくて申し訳ないのですが、地産地消では無いので厳密なマクロビ実践者の方はコーヒーはあまり飲まないのかな?
『まめぞう』さんはカップオブエクセレンス受賞豆を扱う名門店なので、コーヒー好きも食材にこだわる方も、皆さん満足できるお店ですよ。