食品添加物グレードのクエン酸はスポーツや勉強の疲労回復目的で利用される事が多いですが、美容にも効果が期待できたり掃除にも使えて何かと便利です。
本来なら食事からの自然な形での摂取をお勧めしたいところですが、今回は汎用性の高いクエン酸粉末を使った “クエン酸水” の効果的な使い方の総まとめです。
クエン酸の効能
当ブログでは何度もクエン酸の記事は投稿させて頂いていますので、詳細については過去記事をご確認ください。
“万能” と呼ぶには科学的根拠が不十分な部分もあるのですが、生活に取り入れる価値はありそうです。
美容
美容目的でクエン酸を生活に取り入れている方は多いのではないでしょうか。
関連記事:クエン酸 で美容?若返り効果の真相は!?
体調管理を3大エネルギー源のマクロ栄養素でもないクエン酸だけに頼りすぎるのはもちろん推奨できませんが、血液を弱アルカリ性にしてくれる効果があるので生理不順や便秘、骨粗しょう症などの疑いがある方は生活に取り入れてみてください。
直接的な治療法では無いものの、血液が酸性方向に傾いたまま放置するのは健康リスクを損ないます。
また美容効果に関しては体の内側からだけでは無く、外からも働きかけることができます。
クエン酸洗顔は是非お試しください。
疲労回復
スポーツ選手が試合中に摂取したりするのを聞いた事があるかもしれません。
持久系種目だけでは無く、パワー系種目や勉強・仕事の疲労回復にも効き目があると言われています。
※明確な実証データは無いのでは?とも言われています。
トレーニーの方にはBCAAなどのアミノ酸サプリ(食品)やブドウ糖と一緒に摂取するのがお勧めでしたね。
むしろ疲労回復にはブドウ糖の方が根拠がある実験結果は多いです。
最新の研究結果をフォローしましょう。
掃除
クエン酸パウダーは食用だけでは無くお風呂やトイレ、鏡などの掃除にも使えてしまいます。
関連記事:お風呂掃除にも使えるクエン酸液の作り方!
掃除用クエン酸スプレーの作り方は特に難しい事も無く、飲用クエン酸水と同じで水で溶くだけ。
汚れが強い場合はクエン酸の割合を増やしましょう。
アルカリ性の汚れに強いんでしたね。
※ただし塩素系洗剤と混ぜるととても危険なので扱い方には注意しましょう。
食品から摂るには?
今回はクエン酸水の作り方と摂取方法がテーマですが、食品から摂取することを優先しましょう。
フルーツを頻繁に食べる方は不足する事は少ないかもしれませんが、ジャンクフードばかり食べている方は慢性的に不足しているかもしれません。
肌が荒れていて(シミやくすみのような慢性的な状態)疲れやすい体質の方は積極的にクエン酸を摂取してみましょう。
毎日の摂取方法
フルーツを良く食べる人とジャンクフードばかりの人では推奨摂取量は変わってきます。
また、激しい運動習慣や美容目的の方に関しては推奨摂取量は多めになってきます。
通常1日あたり2g程度(小さじ1/2)で充分ですが、対処療法的に摂取したい場合は5g程度を一度に摂取してもいいでしょう。
1日あたり15gが適切とする専門家もいますが、これはクエン酸の特性によるもの。
クエン酸の平均持続時間は約2時間です。
効果を期待しながら飲むなら2時間おきに2~3g程度は飲みたいところ。
クエン酸の効果の一つとして注目したいのがキレート効果。
健康目的で飲用する方はカルシウムなどのミネラルと一緒がオススメ。
デメリット
できればストローで飲んで、常に口の中がクエン酸で満たされている事がないようにして下さい。
また、クエン酸は食品に普通に含まれているものですので副作用や健康被害の報告は今の所ありません。
ただし過剰摂取によりエネルギー産生を抑えてしまうので、体が太りやすくなってしまう性質があります。
運動もしないのに過剰摂取してしまうのはダイエットによくないですね。
あると便利なクエン酸粉末
食事改善が最優先とは言え、一人暮らしだったり仕事が忙しい方にとってはそう簡単にはいきません。
食品添加物グレードの無水クエン酸を用意しておけば、食用としてもエコ洗剤としても利用できるので何かと重宝します。
スポーツドリンクを自作する方は是非クエン酸を常備しておきましょう。
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