大豆ミートとは?お肉の代わりに美味しい畑のお肉!

「お肉大好きだから、ベジタリアンなんて無理!」
そういう人にこそ一度は試してもらいたい食材が『大豆ミート』

飲食店やスーパーの定番メニューとして見かける事は無いので、馴染みのない人にとっては存在すら知らない食材かもしれませんが、肉食者(雑食者)とベジタリアンが同居するような家庭では、定番食材なんですよ。

そしてこのサムネイル画像の唐揚げ、鶏肉じゃなくて大豆ミートでできているんです・・・!

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大豆ミートとは?

三育フーズの大豆たんぱく中粒 大豆が「畑のお肉」と言われているのは有名ですね。日本では古来より、醤油、味噌、納豆、豆腐、豆乳など、貴重なたんぱく源として大豆食品に親しんできました。

コレステロール値や中性脂肪の低下、老化防止や疲労回復の効果も認められている大豆ですが、近年お肉の代わりとして『モドキ食材』の需要も増えてきています。

一般的に流通している『大豆ミート』の基本的な製法は、油分を圧搾した大豆のタンパク質部分を乾燥・固めたもの。
※メーカーによって製法は若干異なる。

下処理が必要な乾燥タイプや油で揚げるだけで唐揚げができる冷凍タイプ、唐揚げ風の大粒タイプからひき肉の代わりに使えるミンチタイプなど、商品形態も様々。
きっと普段はお肉中心の食生活を送っている方でも大好きなレシピを捨てることなく、よりヘルシーな選択をする事ができるようになるはず。

ブランドや製法により内容成分は様々ですが、大豆ミートって動物のお肉よりもたんぱく質が豊富なものが多いんですよ!

しかも大豆由来の食品なので、食物繊維やミネラル、ビタミンB群もたっぷり!

基本的な戻し方や下味

大豆ミートの戻し方 乾燥大豆ミートは大豆由来のたんぱく質に過ぎないので、これ単独で美味しい食材と言うわけではありません。

良い意味で、アミノ酸系の“うま味調味料”が添加されていないって事ですけどね。

基本的な下処理として“湯戻しして下味を付ける”事になるのですが、この行程をおざなりにして調理してしまうと大豆臭くて不味くなってしまいます。
大豆ミートが不味い?美味しく食べる秘訣。 厳密な下処理の仕方は各商品により異なりますが、まずは70~85度程度のお湯に10分~15分程度浸します。

湯戻しで柔らかくなったら水洗いと絞りを2~3回繰り返します。

この行程で大豆臭さを取りたいので、しっかりと行って下さい。

そして最後に下味を付けるのですが、これはレシピや各家庭の好みによるので正解はありません。

一般的な鳥の唐揚げモドキを作りたいのならいつもの調味料で構いませんが、スポンジ状になった大豆ミートが汁気を吸ってしまいます。

調味料を濃くする訳にも行かないので、お酒を使うと大豆臭さも弱まって個人的には好みです。
特に大豆臭さが気になる方は、この下味を付ける作業を入念に行って下さい。
スポンジに水分を染み込ませるように、ボールの中で押し込んでは絞り、押し込んでは絞りを繰り返します。
ここで手を抜いて“和える程度”で済ませてしまうと、臭いも取れないし、味も染み込みません。

大豆ミートの種類と料理

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大豆ミートにはお肉の代用品として、様々な調理目的に対応した製品が販売されています。
目的に応じたものでないと、後からの調整は非常に難しいですよ。

ブロック・唐揚げタイプ

ソイミートは多くのメーカーから販売されているので色々と試して欲しいと思いますが、簡単に手に入るのではナカダイさんの『肉らしい豆な嫁』がお気に入りです。

このタイプは主に揚げ物で使うので、粒が大きいものを選んでいます。

粒が小さいものだと必然的に表面積が増えて、揚げ油を多く含んでしまいます。
小粒タイプは口当たりも油分が多く感じられて、個人的にはおすすめしていません。

カレーに使用する場合は、別で調理してカレーは後がけの方が、個人的には好みだし調理もし易く感じます。
その辺は好みにもよりますが。

生姜焼き・フィレタイプ

フィレタイプも大小の違いで、しょうが焼き向け、肉野菜炒め向け、牛丼向け等があります。

焼き物系はチンジャオロースを作る時と同じような要領で、下味を付けた後に片栗粉や小麦粉などを馴染ませれば美味しく仕上げることができます。

因みに牛丼は専用のものを使った方が本格的なものが作れるようになりますよ。
長年ベジタリアンを実践している方の中には余りにも本格的な見た目のモドキ料理は見るのも嫌になってくると言う人もいますが、お肉は大好きだけど環境や動物のためにベジタリアンになったような友人達からの人気は高いです。

ミンチ・ひき肉・そぼろタイプ

こちらはそぼろ・フレーク状のものです。
濃い目の味付けにすれば、和・洋・中なんでも対応できます。
個人的にはミートソースで利用することが多いですが、そぼろ丼で頻繁に利用している友人もいます。

粗い網目のザル(ストレーナー)しか無い家庭では、湯戻し後の水切りが難しく感じるそうです。
我が家でもこぼさないように気をつけながら茶漉しで少しずつ湯切りしています。

網目の穴の小さなザルで水切りしましょう。無い場合は手ぬぐいなんかで絞れば良いと思います。

このタイプは濃い目の味付けじゃないと美味しくない・・・。と言うより味がしないですが、その代わり湯戻し&水切りの行程は一度でも充分美味しく調理できます。

元々パスタのトマトソースや和風肉そぼろに、大豆の相性が良いですしね。
因みにこのミンチタイプの場合、水分を吸う事を加味して水分調整すれば、湯戻しの行程を飛ばしても大丈夫ですよ!
大豆風味とソースの相性も加味しないといけないですけどね(^^)

美味しくないし、面倒くさい

先ほど紹介した通りの下処理をすれば美味しく作れるはずですが、それでも美味しく感じられなかったり調理が面倒に感じられる方は、ある程度下処理の済んだタイプのものもあります。

ただ、このタイプは小麦粉・卵・乳製品、そして物によっては肉エキス等が使われている製品もあるのでアレルギー持ちやヴィーガンの方はよく内容成分表を確認するようにして下さい。

冷凍タイプ

下処理が億劫に感じられる方は冷凍タイプの製品もあります。
同一店舗内に卵・乳製品使用のタイプもあるのでヴィーガンの方は注意して下さい。
こちらは冷凍状態のものを180度の油で揚げるだけなので、調理が非常に楽ですよ。

レトルトや缶詰タイプ・・・。

植物性たんぱくの類似品の中には、缶詰やレトルトのモドキ肉があります。
しかしレトルトタイプの場合は動物性の材料が使用されていることが非常に多いので、ヴィーガンの方は専門店で購入するか、成分表をしっかりと確認するようにして下さい。

また、大豆ミートではないのですが、小麦グルテンを利用した“グルテンミート”・“セイタン”と言う昔ながらのモドキ肉もあります。
何十年もベジタリアンを続けている方に、「昔はこれくらいしか選択肢が無かったんだよ」と言われた事があります。

缶のデザインも懐かしい感じがしますね。我が家でも保存食として常備してあります。
固めのプロセスチーズのような食感のものが多く、加熱調理しても煮崩れし難いので、ベジタリアン向けの保存食・防災食品のスープに入っているのをよく見かけます。
こちらの製品群の中にも卵が使われている物があります。※リンケッツ等。
ヴィーガンの方は製品選びの際にご注意を。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
長年ベジタリアンをやっていると肉食者から、「母の味の鶏の唐揚げを忘れられないんだよ」「ベジタリアンって生野菜しか食べちゃいけないんでしょう?」みたいな事を言われることがあります。

長年親しんだ食習慣をいきなり離れるのは辛いと感じる方もいると思いますが、大豆ミート等のモドキ肉を代用品として使用すれば、大好きな揚げ物を諦める必要もありません(^^)

しかもお肉と比べて低カロリー&高タンパク

「ベジタリアンは無理!」という人にこそ、一度は挑戦して欲しい食材です。

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