アロマオイルの虫除けスプレーを手作りしてみよう!

できる事なら忌避作用の強い虫除けスプレーは体に付けたくないですよね。

もちろん、危険地域への旅行なんかで忌避作用の強い虫除けが必要になる場合もあるとは思いますが、特に国内の屋外レジャーだとマラリアなんかの感染症の危険も少ないですし。

僕は普段、虫除け、香水、キッチン・床掃除を1本の手作りアロマオイルスプレーでまかなっているので、今回はそのレシピや使用感のレビューもしてみたいと思います。

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なぜ手作りする必要があるのか?

2016年までメインの昆虫忌避剤として国内の虫除けスプレーに添加されてきた“ディート”を多量に使用すると、神経障害や皮膚炎を起こす事が確認されています。

用法・用量通りに使う限りにおいては、直ちに健康被害として顕在化するような代物では無いということで一般的な小売店でも販売されているのですが、そういった単独の毒性テストで合格した、直ちには症状が現れない化学物質を生活空間に溢れさせるのもね・・・。

虫除け、消臭スプレー、洗剤、柔軟剤、シャンプー、石鹸・・・。

単独の臨床試験の結果として販売許可が下りたような製品を「なんでもかんでも使い倒して良いものなのか?」ってのは、単なる価値観の問題なんでしょうか。

必ずしもディートフリーの虫除けでないといけないのか?

2014年には69年ぶりに国内でのデング熱の発症が確認され、2017年からはディート配合量の規制が緩和されることになりました。

最高濃度がこれまでの12%から、30%配合へと増量された商品が続々と販売されはじめています。

更には国外では“ディートほどの毒性が無い”ということで使用されていたイカリジン配合の虫除けスプレーも2016年から販売されています。

イカリジンはイエダニやトコジラミには効果が薄いとされているので、用途は外出時の使用に限られますが、“ちょっとした外出用”ならディートフリーのイカリジン配合のスプレーでも充分かもしれませんね。※“ガス噴射式”は吸引の恐れがあるので使用しないようにしましょう。

デング熱やマラリアのパンデミックが水際で防がれている昨今、人の命に関わるものなので“ナチュラリスト的な嗜好”として疑義を呈しているとは思われたくはないですが、動物実験の温床ともなりえる製品群への依存を拒否していたりもします。

まぁ、動物実験に関しては社会活動として別の角度からのアプローチも必要なんだとは思いますが。

手作りアロマスプレーの効果は?

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天然成分をベースに作るので、基本的には強い忌避作用が無いと考えていた方が良いでしょう。

個別のアロマオイルの忌避作用実験は世界中で行われていますが、効果が高いものでも“80~90%の虫を寄せ付けなかった”程度の結果しか得られていなかったりします。

“100%は無い”って事ですね。

今年の夏に手作りアロマスプレーを持って登山をしに行ったのですが、森の中のコースで食事休憩をしていたら刺されはしなかったものの、やっぱり蚊が寄っては来ましたからね。※そもそも蚊が滅茶苦茶多かったですが。

片手にスプレーを持ったまま軽食を取りましたよ。

使用条件によっては効果が充分とは言えないですね。

材料・レシピ

材料:
  • 精油:全体量の1/10~20
  • (精製)水
  • ※消毒用エタノール:お好みで少量

僕の場合は拭き掃除にも使うので消費量も多く、何度も作っているのですが、実は特定のレシピに決めていないんです。

使う精油は目的に応じて使い分けていますが、ブレンドしても成分や効果が変わる事も無いそうです。

水は腐るものなので、一応“精製水”としておきましたが、すぐに使い切れる量なら水道水でも良いんじゃないかな。

エタノールは分離している油を乳化させてスプレーしやすくするために入れていますが、刺激物なので入れ過ぎは禁物で、ボトルを振った時にだけ乳化する程度の量に留めておきましょう。

分量はいつも目分量なんですが、“精油1:水8・5:エタノール0.5”くらいでしょうか・・・。

これも目的に寄ると思いますし、精油スプレーを直接白いシャツに吹き付ける事にもなるので、色つきの精油の濃度が濃くならないようにはしています。

オススメの精油

【クローブ】
ゴキブリ避けで有名なクローブは、室内の拭き掃除で活躍してくれています。

単独でフルーティーな良い香りというわけではないので、外出用のスプレーには入れなくても良いでしょう。
【ベチバー】
ゴキブリやダニに対する忌避効果が高いですが、蚊にも多少は効きます。

抗うつ・抗炎症にも。
【レモングラス】
抗菌・殺菌効果もあるので拭き掃除向けですね。ゴキブリ避けにも。

ここまでは室内の拭き掃除向けなので、重要なのは次から↓です。
【ペパーミント】
ペパーミントは主にゴキブリやハエ避けに入れます。

メントールの濃度がハッカ油よりも濃いので、夏場に清涼感を出したいときに。
【ハッカ油】
ペパーミントと両方入れる必要は無いですが、安くて手に入りやすく、惜しげもなく使えるのでリストに入れておきます。

夏場に体に吹きかけるとスースーして気持ち良いですよね。
【シトロネラ】
シトロネラもゴキブリ忌避効果があります。

蚊が嫌うシトロネラールも10%含有していますが、効果は持続しません。

皮膚にも効く抗菌・殺菌作用があるので、夏場のデオドラントにもオススメ。

では、ここからがアウトドアで重要な蚊避け効果の高い精油↓です。
【レモン】
レモンの精油は“蚊に対して忌避作用のあるシトロネラールの含有量が80%”と、非常に高いです。

アロマオイルとしては気分をリフレッシュさせて、明るい気持ちにしてくれる効果も。

抗菌作用もあって、清涼感もあって、蚊避けにも効果アリ。夏のための精油ですね。
【ユーカリ】
ユーカリ(ユーカリプタス)もシトロネラール含有量が多いので、夏の外出にはオススメ!

蚊に刺されたくないのならマストな精油です!※幼児には使わないようにして下さい。

呼吸器系の健全化にも。
【ユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)】

動画のレシピはユーカリ・シトリオドラ、バニラエクストラクト、ウィッチヘーゼルです。

昆虫忌避成分の含有率が高いユーカリ・シトリオドラは心を落ち着かせる効果もあるので、イライラしているときや就寝前にも使えます。

バニラエクストラクトはオプションで。

まとめ

おすすめ:
  • ゴキブリ⇒レモングラス or クローブ
  • ハエ⇒ペパーミント
  • 蚊⇒ユーカリ・シトリオドラ

これに、ハッカ油かヒバ油(ゴキブリ・ムカデ)なんかもあれば、香りの面でも気持ちの良い夏を過ごせるんじゃないでしょうか。

ゴキブリ避けは進入されやすい条件だと殆ど意味が無いので、進入経路を塞げるなら塞いだり、室内を常に清潔にしておく事も大事ですね。
  • 健康被害が少ない
  • 環境負荷が少ない
  • 動物実験への寄与を拒否できる
  • 虫除け以外の用途にも使える
ラベンダーやゼラニウムあたりのフローラルな香りの精油も一緒にブレンドすれば、香水やアロマテラピーにも使えます。
注記:
  • アルコールでの肌荒れ
  • 妊婦や幼児、ペットへの負担
  • 効果が薄いブレンドも多い
  • 効果が長続きしにくい
  • 100均の精油?では全く効果が無い

肌に付けるものなのでアルコールの量には気をつけてください。

また、紹介した精油の多くは妊娠中の方や幼児、ペットの体への負担が大きいもの多いです。使用を控えた方がいいものも多いので、充分にお気をつけ下さい。

100均の精油?っぽいものは香料でそれっぽくした石油由来の別物なので、効果が全くありません。

オーガニックのエッセンシャルオイルはAmazonよりもiHerbの方がかなり安いです⇒iherbへ

「アロマの虫除けだけが絶対正義」とは言わないですけど、個人的には、まぁ充分に効果を発揮してくれているかなとは思います。

目的にあった精油を選んで、万全な虫除けを作りましょう!

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