不摂生な生活で原因不明の体調不良をいくつも併発してしまっている方はいませんか?
消化不良、肝機能の低下、呼吸器系の障害(鼻詰まりや痰)、お腹周りの脂肪などなど・・・。
食事や運動などの基盤となる健康習慣を見直すことが先決ですが、ダイエットやデトックスのお供にアップルサイダービネガーのデトックスウォーターを試してみてはいかがでしょうか。
デトックスウォーターのレシピ
【水】
コップ1杯を基準にして作っていきます。
特別高価なお水を推奨したりはしませんが、水道水を使う場合は塩素くらいは除去したものにしてくださいね。
【アップルサイダービネガー】
アップルサイダービネガー(大さじ1~2)に含まれる酢酸やクエン酸は、腸内の有害な細菌を減らしてくれます。また、酢酸には血圧を下げて血液をサラサラにしてくれる効果も。
【レモン汁】
レモン汁(大さじ1~2)にもクエン酸が豊富ですね。体内のpH値を整えてくれるので、原因が分からないけど体調が優れない・・・、といった時に体調を整えてくれます。新陳代謝やむくみの改善もしてくれるので、美容の味方でもあります。
【シナモン】
シナモン(小さじ1)は優れた抗酸化物質を含んだスーパーフード。アンチエイジングはもちろん、免疫力の改善や動脈硬化の予防にも最適です。
【唐辛子】
唐辛子(オプションで少々)は脂肪の分解と燃焼をしやすくしてくれます。※“しやすく”してくれるだけであって、燃焼するには運動が必要です。
人間の体は食べ物を食べると血糖値が上がって脂肪を貯えやすくなってしまうのですが、唐辛子に含まれるカプサイシンが血糖値を下げてくれるので脂肪が貯え難くなります。※同様の効果がACV=リンゴ酢(お酢)にもあります。
ステビア糖(少々)は少量でも甘味を感じさせてくれる天然の甘味料です。非常に低カロリーで血糖値を上げにくい。高い抗酸化作用でアンチエイジングも。
今回はステビアを切らしてしまっていたので写真にもあるようにメープルシロップで代用しました。
はちみつと比べると断然低カロリーで血糖値の上昇は少なめ。ポリフェノールの抗菌・抗酸化作用で若返り効果も期待できるかも。
カリウムが豊富に含まれているので体内の余計な塩分を体外に排出するデトックス効果も。
ただ、それなりにカロリーのある甘味料である事には変わりないのと、デトックス効果を期待するならステビア糖を利用した方が良いでしょう。ダイエット的にもね。
オプションのスパイス
オプションの香辛料として唐辛子をレシピに入れましたが、デトックス効果の高いスパイスは他にもあります。
カレーを手作りする家庭では置いているかもしれないので、一応紹介しておきます。
【しょうが】
しょうがの効果・効能はたくさんありますが、デトックス目的で言うなら便秘の改善や消化促進、血液循環を良くする働きも。
【クミン】
クミンはアンチエイジングや免疫力の強化、生理不順の改善など。
カレーの基本のスパイスですし、チャイに入れたりもするのであると便利かも。
【コリアンダー】
コリアンダー(パクチー)は健康オタクの間では有名かもしれませんね。
血液浄化作用や花粉症・アレルギー体質の改善など。放射能デトックスにも。
これらは風味を著しく変化させるものばかりなので、味に飽きたときにでも入れてみて下さい。※非常にマズくなりますけど(笑)
デトックスウォーターの飲用タイミング
・食事の30分前~食事中 ⇒ 脂質の吸収能力を低下させますが、食欲を促進してしまうデメリットもあり。
・食後30分以内 ⇒ 食事で上がった血圧を下げてくれますが、未然に血糖値の急上昇を防ぐという観点からは少し遅いですね。
個人的なお勧めとしては、
・運動しない方 ⇒ 好きなタイミングでOK。(オプションの唐辛子は必要なし)
・運動をする方 ⇒ 飲用後 → 30分程度経過で運動 → 筋肉を落としたくない方は運動後すぐに食事。ダイエット中の方は30分以上経ってから食事。
という感じですかね。
因みに食事を挟んだ前後30分以内に水分を取りすぎると、胃酸を薄めてしまうので消化and栄養の吸収に良くないです。
中長期的な視点で痩せ体質を作りたい方は間食時に飲むのもアリですが、刺激が強いので胃腸が弱い方は空腹時を避けた方が無難かもしれませんね。クエン酸が歯を溶かすので出来ればストローで飲みたいですし、飲用後のうがいをお忘れなく。
また、お酢の常飲は体温を下げる傾向があるので、冬場の低体温に悩まされている方は春まで待ちましょう。
どのタイミングでもメリットandデメリットがあるので、自己責任でお願いします。
アップルサイダービネガーの選び方
ACVでデトックスウォーターを作るときはちゃんと条件を満たしたものにして下さい。
・オーガニック
・低温殺菌をしていない
・過度なろ過をしていない
ACVには熱に強いクエン酸なども含まれているので、条件を満たしていないからと言って全く効果が無いとは言いませんが・・・、今回の目的では精製度の高い安物はおすすめしません。
加熱殺菌された製品だと体に良いバクテリアが死んでしまっていますし、ろ過しすぎな製品だと大事な栄養素のミネラルが失われてしまっている可能性も。
今回のレシピで使用する材料⇒iherb
iherbの利用が初めての方はこちら
本物のACVを使う場合はミネラルがボトルの底に沈殿している事もありますので、軽く振ってから使用するようにして下さい。